あなたと猫と音楽と

大好きな音楽をテーマにジャンルを問わず、書き込んで、 日々、うちの猫と今までかかわった猫の話、色々な猫の生態も 書き込む。

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yukiの思い出①出会い

学生の頃、実家で飼ってた白猫yukiの話です。

高校二年の頃、自転車通学で学校に通ってた。
六月頃だったか、初夏の香りのする梅雨の晴れ間に、部活を終えて友達三人と帰宅途中、
川のほとりで微かに猫の声が聞こえた。
「猫がいるみたいだ」
友達が先に気づきみな自転車を止めて、どこにいるにか探し始めた。
そのうち友達のひとりが、岸辺の葦か何かに引っかかってるゴミ袋をみつけ、
「これみたいだな」と、持って来た。
中には三匹の子猫。そのうち二匹はすでに死んでいた。
ガリガリに痩せて。ただ一匹生き残った子猫も、もう声がかすれ気味だ。
どうするか散々迷った。周りの友達も動物を飼えない所ばかりだった。
迷うには理由があった。
もうすでに猫は飼ってたし。
犬もいたし。ウズラも飼ってた。あろう事かブラックバスまで飼ってた。
ブラックバスは完全にルアーフィッシングにハマッてた僕の趣味だ。
家に着き姉に見せたら
「可愛いね~。トラより可愛いじゃない」
「でも、どうだろ親父が許してくれるかな?もう、すでに満員だよな~。ペットは」
「そうだね、可哀想だけど無理だろうね。」
「どうしよう?」
「段ボールで家作ってさ、近くのお寺のそばに貰ってくださいって書いて置いとこうよ。
 ご飯とかも、ミルクとか一緒に置いて」
「そうだね」
姉の提案で、段ボールに入れた子猫を寺の入り口付近に置いといた。
参拝客の目に留まりやすいように。

親父が帰ってきて夕飯の時に、こんなことあってさと、一部始終を話した。
そしたら怒り出して「何をしてる?すぐ連れて来い」と怒鳴られた。
予想外の反応に、内心喜びつつ急いで寺に向かった。
微かに声が聞こえる、段ボールの中を覗き込んだら、泣く力も弱々しくなってて
餌も全く食べてないようだった。
家に連れ帰り様子を見てたが、泣き声すら上げなくなってきた。
腹ばいに寝そべって、微かに呼吸を感じるくらい。
「これはヤバイぞ」と、いきつけの動物病院に慌てて連れて行った。

医者の見立てによると、
「完全な栄養失調です。食べ物与えても消化する力はないだろう。点滴するにも子供過ぎる。
人肌に温めたミルクを、三倍くらい薄めてスポイドで飲ませてみてください。
なんにしろ、今日がヤマでしょう。回復する確率は四割くらい。いっても五分五分ですね。
寝床は湯たんぽとかで暖めてやってください」
回復したら、また連れてきてくださいとの事。



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